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リアル世界での「ロードムービー」だと思っていたのですが、各自の夢や願望・恐れが、寝ている時に見る夢(ダリの絵の世界のようなグロテスクで摩訶不思議なもの)という形で見せられます。旅の進行状況に呼応するように、この夢の形が変化していく課程が面白い。 (この雰囲気は....ジョニー・デップ主演の「DEAD MAN」にも似てるかな。) フランス語は殆ど聞き取れませんでした!!(>_<) 数字と、簡単な挨拶、単語をちょぼちょぼ。くらいでしょうか。。。 それも字幕があるから何とか「あ、コレだな」と分る始末で、字幕の出ない部分は?だらけ。スピードにも全く付いて行けてないし〜(涙)でも楽しかった!(≧▽≦) ↓ 以下、感想。(ネタバレもあるかも・・・) 友人と二人だけだったらどうしよ〜!!と言いつつ行ってみれば...満席。(座席数が少ないホールだったので/笑)そして、飲食物一切持ち込み禁止のお陰か、どうしても見たくて来ている人が多かったのか、来ている人の大多数が映画に集中して愉しんでいるのも伝わってくる。そんな雰囲気がたまらなく気持ち良かった!!(^-^) 参加者8人+ガイト。9人は自覚の有無に関わらずそれぞれに問題や野望、夢を抱えているのだけれど、誰一人として所謂 『出来た人間』 はいない。小さい言い争いやいざこざ、恋のトラブルから、兄姉同志の殴り合いの大喧嘩まで....それはそれはもうまとまりのない集団。(笑) でも旅が始まってしまった以上、歩かなくちゃいけないし、前に進まなくちゃいけない。 『世界遺産』にもなっているこの巡礼地は、大部分が畑と山と岩と砂と川があるだけの、なーんにもない道。いるのは人ではなくて牛や羊。ピレネー山脈を越えなくちゃいけないから上りの坂道ばっかり! そこをマルシェ(歩く)マルシェ(歩く)マルシェ(歩く)!。自分の足で。 世界観は違うけれど、それはどこかロード・オブ・ザ・リングにも似ている。LOTRは指輪を捨てるという一つの目的から変え難い友情や愛や信頼の情が産まれた。この映画でもまた、自分が背負った荷物や問題を捨て去り、自己を顧みてやり直そうとする時に、友情や愛が産まれたり、関係が修復したりする。 好きなシーンは、 クララが失読症のラムジーに言葉を教えるシーン。 兄姉が飲み過ぎて倒れた末弟に肩を貸すシーン。 ラムジーの母親が亡くなった後の海岸でのシーン。 そして、全てのラストシーン。 落ちこぼれの人間なんていない。誰でもいつでも何度でもやり直せる。 そんなコリーヌ・セロ監督の思いがギュッと詰まった映画でした。 ・・・と、イッパシの映画評もどきを書こうとしちゃってますが、実際の映画はプッ。と笑えるジョークから、かなりきっついブラック・ユーモアまで。コントのようなズレた会話もふんだんに盛り込まれていて、何度も爆笑してしまいました。 主役の9人は勿論の事、脇役陣もイイ味出してます!底抜けに陽気さ加減が大〜〜〜迷惑なオランダ人3人組、インテリでハイテンションなテレコム社員、生真面目な会話が逆にブラックでおかしい修道女2人組、などなど。。。とにかく出て来る人出て来る人がみんな可笑しい!(≧▽≦)忘れない内に1つ1つUPしたいくらい!(笑) 上映している映画館は残り少ないですが、もし機会があれば是非観てみて下さい♪ 世界遺産でもある巡礼ルートの美しさと壮大さは素直に素晴しい! オススメです(^ω^)/テーマ:フランス映画 - ジャンル:映画 |
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